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COLUMN

24年11月号

丁々発止の年末商品展示会

豊洲市場の水産卸7社が開催した「豊洲年末商品 合同展示会」は、久しぶりに威勢の良いムードで盛り上がった。出展者もバイヤーも「互いに遠慮しないのびのびした会場となった」と明るい表情で語る。
 「その製品は原料から見て値段が高過ぎる」などとバイヤーが冷やかすと、「いやこだわりの原料だから、適正価格です」と口角泡を飛ばしながら、丁々発止のやりとりも。マスクはまだ見られたが、コロナ禍以前の元気が戻ってきたようだ。

‥‥‥‥‥‥(2024年11月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年10月号

ロボットでいいんじゃない?

日本橋の街中を歩いていると、Uber Eatsの配送ロボットに遭遇した。歩道を人と同じぐらいの速度で進み、横断歩道の前で停まると、信号が変わるのを待つ。青になると横断歩道を渡って行った。
 遠隔管理されており、ロボット周辺には関係者らしき人影はない。特に人とぶつかるなどの危険もなく、見ていた限りでは問題なさそうだ。
 Uber Eatsは配送ロボットを3月から導入しており、今後、拡大を狙っているという。飲食店の前で注文が入るのを待つ配送員をよく見かけるが、これからはロボットが待つようになるかも。

‥‥‥‥‥‥(2024年10月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年9月号

コシノツヨシも“衣替え”

先日行われたテーブルマークの新製品発表会で、キャラクターの「コシノツヨシ」が登場した。
 今秋、主力の冷凍素材めん「さぬきうどん」の商品名を「カトキチさぬきうどん」とし、パッケージデザインもリニューアルしたため、コシノツヨシも“衣替え”となった。
 なお、描かれている職人は「カトキチさん」と正式に命名された。「麺坊や」は通称だったらしい。
 ちなみに、コシノツヨシはコーポレートブランドのキャラクターで、カトキチさんは冷凍うどんのキャラクターとのことだそうだ。
 コシノツヨシとカトキチさん、知名度ではどっちに軍配?

‥‥‥‥‥‥(2024年9月号掲載) ‥‥‥‥‥‥


24年8月号

謎肉ならぬ「謎うなぎ」が進化

日清食品は7月11日、動物由来原料を一切使用せず“うなぎの蒲焼”の食感や見た目、味わいを再現した「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」(謎うなぎ1尾、タレ・山椒各1パック入、税抜1500円、冷凍)を、オンラインストアで5000セット限定発売。その数日前、プレス向けの試食会を開催した。
 昨年は発売から1分で1000セットが完売した「謎うなぎ」。白身層・中間層・皮層の3層を合わせているのが特長で、今年は日本料理の名店「くろぎ」店主・黒木純氏(写真中央)監修のもと、見ため・味わいとも、よりリアルな「うなぎの蒲焼」に近づいた。
 そう遠くない将来、鰻屋でもウナギを使った蒲焼のほか、プラントベースを使った蒲焼が選択肢になる、かも。

‥‥‥‥‥‥(2024年8月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年7月号

パスタ供給も自動盛付に!

今年の「FOOMA JAPAN 2024」も様々なソリューションが話題を呼んだが、中でも注目されたのは「パスタ供給装置」。パスタ等の麺の塊をほぐして絡まりをほどき、自動計量してトレーに盛り付けるすぐれもの。某寿司ロボットメーカーが、業界初を謳い出展し、「FOOMAアワード2024」で最優秀賞を受賞した。
 盛り付け作業と容器供給を担う3〜4名分の作業を省人化するというから魅力的。実用化まであとわずかで、来年には製品発売の運びになるという。パスタ人気に一層の拍車がかかりそうだ。

‥‥‥‥‥‥(2024年7月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年6月号

ハンバーガーを家庭で手作り

イオンがタスマニアビーフの取り扱いを始めて今年で50年になる。50周年を記念して、取り組み説明会とともに試食会が行われた。
 試食として提供されたのは、タスマニアビーフの新商品や、人気のサーロインステーキなど。やわらかくジューシーで、タスマニアビーフの魅力を味わった。
 当日の試食にはなかったものの、冷凍食品で「ハンバーガー手作りキット」を7月に発売すると発表。タスマニアビーフ100%使用のハンバーガーが家庭で食べられる、楽しみな商品だ。

‥‥‥‥‥‥(2024年6月号掲載)‥‥‥‥‥‥


23年8月号

「ゆでたまスタンド」大盛況

キユーピーはキッチンカー「ゆでたまスタンド」による試食イベントを「渋谷ヒカリエ」(東京都渋谷区)で4月6〜7日の2日間実施した。
 提供した商品は、殻のない味付きのゆでたまご「ゆでたま ほんのり塩味」「同 燻製風味」(既存品)と、3月7日発売の新製品「うま辛たまご」「ねぎ塩たまご」の計4品。既存品は袋のまま、新製品はご飯にのせて丼メニューとして提供し、2日間で2600食を配布した。
 初日は肌寒かったにも関わらず、イベント開始と同時に若者や家族連れなど多くの人々が列に並んだ。キャラクターの“キユーピー”が登場すると、スマホのカメラで一緒に記念撮影を楽しんでいた。
 なお、大阪でも同様のイベントを4月27〜28日に「ヨドバシ梅田」で開催する。

‥‥‥‥‥‥(2024年5月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年4月号

熱いうちにジューッは厳禁!

餃子が張り付いたフライパンを研究し、「ギョーザ」の永久改良につなげる味の素冷凍食品の「冷凍餃子フライパンチャレンジ」。フライパンの汚れを落とすことなども重要なため、日用品やフライパンのメーカーとも協業を進めている。
 ギョーザの日(3月8日)には、ライオンの新製品発表会において、2社によるフライパンチャレンジの検証報告会を開催。詳細は次号で紹介するが、張り付きの原因や、それを踏まえた今春の「ギョーザ」の改良など、聴き応えがあった。今後の展開も期待したい。
 ちなみにフッ素樹脂加工のフライパンは、熱いうちに水をかけてジューッとやるのは厳禁とのこと。知りませんでした。

‥‥‥‥‥‥(2024年4月号掲載)‥‥‥‥‥‥