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COLUMN

24年8月号

謎肉ならぬ「謎うなぎ」が進化

日清食品は7月11日、動物由来原料を一切使用せず“うなぎの蒲焼”の食感や見た目、味わいを再現した「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」(謎うなぎ1尾、タレ・山椒各1パック入、税抜1500円、冷凍)を、オンラインストアで5000セット限定発売。その数日前、プレス向けの試食会を開催した。
 昨年は発売から1分で1000セットが完売した「謎うなぎ」。白身層・中間層・皮層の3層を合わせているのが特長で、今年は日本料理の名店「くろぎ」店主・黒木純氏(写真中央)監修のもと、見ため・味わいとも、よりリアルな「うなぎの蒲焼」に近づいた。
 そう遠くない将来、鰻屋でもウナギを使った蒲焼のほか、プラントベースを使った蒲焼が選択肢になる、かも。

‥‥‥‥‥‥(2024年8月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年7月号

パスタ供給も自動盛付に!

今年の「FOOMA JAPAN 2024」も様々なソリューションが話題を呼んだが、中でも注目されたのは「パスタ供給装置」。パスタ等の麺の塊をほぐして絡まりをほどき、自動計量してトレーに盛り付けるすぐれもの。某寿司ロボットメーカーが、業界初を謳い出展し、「FOOMAアワード2024」で最優秀賞を受賞した。
 盛り付け作業と容器供給を担う3〜4名分の作業を省人化するというから魅力的。実用化まであとわずかで、来年には製品発売の運びになるという。パスタ人気に一層の拍車がかかりそうだ。

‥‥‥‥‥‥(2024年7月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年6月号

ハンバーガーを家庭で手作り

イオンがタスマニアビーフの取り扱いを始めて今年で50年になる。50周年を記念して、取り組み説明会とともに試食会が行われた。
 試食として提供されたのは、タスマニアビーフの新商品や、人気のサーロインステーキなど。やわらかくジューシーで、タスマニアビーフの魅力を味わった。
 当日の試食にはなかったものの、冷凍食品で「ハンバーガー手作りキット」を7月に発売すると発表。タスマニアビーフ100%使用のハンバーガーが家庭で食べられる、楽しみな商品だ。

‥‥‥‥‥‥(2024年6月号掲載)‥‥‥‥‥‥


23年8月号

「ゆでたまスタンド」大盛況

キユーピーはキッチンカー「ゆでたまスタンド」による試食イベントを「渋谷ヒカリエ」(東京都渋谷区)で4月6〜7日の2日間実施した。
 提供した商品は、殻のない味付きのゆでたまご「ゆでたま ほんのり塩味」「同 燻製風味」(既存品)と、3月7日発売の新製品「うま辛たまご」「ねぎ塩たまご」の計4品。既存品は袋のまま、新製品はご飯にのせて丼メニューとして提供し、2日間で2600食を配布した。
 初日は肌寒かったにも関わらず、イベント開始と同時に若者や家族連れなど多くの人々が列に並んだ。キャラクターの“キユーピー”が登場すると、スマホのカメラで一緒に記念撮影を楽しんでいた。
 なお、大阪でも同様のイベントを4月27〜28日に「ヨドバシ梅田」で開催する。

‥‥‥‥‥‥(2024年5月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年4月号

熱いうちにジューッは厳禁!

餃子が張り付いたフライパンを研究し、「ギョーザ」の永久改良につなげる味の素冷凍食品の「冷凍餃子フライパンチャレンジ」。フライパンの汚れを落とすことなども重要なため、日用品やフライパンのメーカーとも協業を進めている。
 ギョーザの日(3月8日)には、ライオンの新製品発表会において、2社によるフライパンチャレンジの検証報告会を開催。詳細は次号で紹介するが、張り付きの原因や、それを踏まえた今春の「ギョーザ」の改良など、聴き応えがあった。今後の展開も期待したい。
 ちなみにフッ素樹脂加工のフライパンは、熱いうちに水をかけてジューッとやるのは厳禁とのこと。知りませんでした。

‥‥‥‥‥‥(2024年4月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年3月号

豊洲に新たな観光スポット!

豊洲市場に隣接する“賑わい施設”「豊洲 千客万来」が2月1日にオープンした。江戸の街並みをイメージした3階建ての施設に、約70店舗が集う食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」と、東京湾の眺めを楽しめる温浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部」があり壮大だ。
 オープニングセレモニーに出席した東京都知事の小池百合子氏は「末永く愛される新たな観光スポットになってほしい」と強調した。
 オープンするや待ち構えていた多くの来場者で施設はごった返した。驚いたのは午前10時にもかかわらず、温浴棟に長蛇の列ができたこと。定員1500人の温泉が瞬く間に満員になる勢いだった。新名所になるのは間違いなさそうだ。

‥‥‥‥‥‥(2024年3月号掲載)‥‥‥‥‥‥


24年1&2月号

5分鐘料理王

12月に台湾に行った際、地元スーパーの冷食売場をのぞいた。それほど広くはない店舗だったが、300品ほどをリーチインケースで揃えていた。
 扉には“5分鐘料理王”と書かれており、翻訳すると“5分クッキング王”という意味らしい。そのほか、“インスタントでおいしい”“電子レンジの利便性”など、日本と同じような言葉が並び、冷食をアピールしていた。
 同店では10月に台湾で発売したイートアンドフーズの『大阪王将』シリーズ3品も販売。地元の味が並ぶ中、日本の味が冷食でも受け入れられることに期待したい。

‥‥‥‥‥‥(2024年1&2月号掲載)‥‥‥‥‥‥


23年12月号

「さけチーボール」に感動

雪印こどもの国牧場は11月11〜12日の2日間、毎年恒例の「牧場まつり」を開催。12日は朝から小雨混じりの曇り空だったが、開園前から多くの家族連れが行列を作っていた。
 キッチンカーではチーズフェスタとコラボしたメニュー「さけチーボール 4個入り」「6Pチーズの磯辺春巻き 3個入り」(写真、各税込200円)などを販売。記者団には試食も振る舞われた。
 さけチーボールは、さけるチーズを小さく切り、ホットケーキミックスをつけてボール状に揚げたもので、ほんのりと甘く、程よい固さのチーズに感動した。
 筆者はあまりのおいしさに再度自分で購入。それにしても200円は安すぎる。「乳製品の魅力を知っていただくために採算は度外視した」と同社。  作り方のレシピも配布していたので、ぜひ家庭で作って食べてみたい。

‥‥‥‥‥‥(2023年12月号掲載) ‥‥‥‥‥‥